野球肩(腱板損傷)
- 肩を上げるのがつらい
- 肩を上げた状態で維持できない
- 物を持つと肩が上がらない
- 腕に力が入らない
- 腕をひねると痛みを感じる
腱板とは・・・
腱板って何?
肩の周りについている筋肉で肩の安定性を高める役割を果たします。一般的に肩のインナーマッスルと言われるものになります。インナーマッスルとは言葉通り内側の筋肉になりまして、肩の表面ではなく、触ることのできない深い場所にある筋肉を指します。
この腱板がしっかりと働かなことにより動きが悪くなってしまったり、痛みを感じます。
高齢者の方では肩を上げる習慣が減ってしまいこの腱板が衰えてしまっている方が多く見られます。スポーツ選手では野球をしている方が損傷しやすく、特にピッチャーやキャッチャーに多いです。野球肩と言われる場合もあるくらい野球経験者のある方では発症しやすいです。
なぜ腱板損傷が起こるのか?
腱板損傷には、「老化」によるものと「使い過ぎ」によるもの2つに分けられます。
自分がどっちの状態のものなのか理解することも重要になります。
①老化によるもの
40歳以降から見られることが多く、年齢が上がるとともに肩を動かすことが減っていき、徐々に腱板の筋力が落ちてしまうのが原因になります。弱くなってしまった腱板を無理に動かすと断裂してしまうこともあります。老化によりものでは状態が似ている「四十肩」や「五十肩」と水戸市内の病院で診断されることがあります。
②使い過ぎによるもの
「日常的な使い過ぎ」や「スポーツによる使い過ぎ」が原因になります。肩に直接衝撃が加わるものはあまり多くありません。日常生活では腕を高い位置に上げての作業や重い荷物を持つことが多い方に見られます。スポーツでは野球のピッチャーのボールの投げ過ぎ、水泳では泳ぎ過ぎなどが考えられます。水戸市内の野球チームでの肩痛もよく耳にするので、成長期の野球チームやスイミングスクールに在籍している方は注意が必要です。
老化によるものとケガによるもので原因が違う為、しっかりとした問診や検査が必要と、水戸市のたどころ整骨院では考えています。
腱板損傷が悪化・解消しない理由
①老化によるものでは、「肩を動かさず、筋力が落ちてしまう」ことが解消しない理由になることが多いです。腱板の筋力がどんどん弱くなってしまい最悪の場合は腱板断裂が起きてしまいます。
この際に、痛いので肩を使わなくなってしまうと思いますが、もう1つの原因として、姿勢が悪く、肩を使いづらい体の状態になっていることもあるのです。例えば、健康な人でも背中が猫背になっている時には肩は挙げづらくなります。ですので、正しい体の姿勢で肩を動かすことが重要になります。
②使い過ぎによるものでは、腱板を酷使することにより身体が歪んでしまうのが原因です。身体を左右均等に使うのは非常に難しく、どちらかに負担が多くかかってしまいます。その身体の状態で休んでも回復が遅くなります。まずは歪みのない身体を作ることが大切になります。
水戸市のたどころ整骨院での腱板損傷の施術法
腱板損傷の施術法はまずは身体を正しい位置に整えることから始まります。痛みの出ている腱板は緊張しています。腱板を整えるには腱板だけでなく身体全体を見ていかなくてはなりません。腱板は骨盤とも関連していますので股関節や足回りも調整していきます。
身体を正しい位置に整えることで、肩も動かしやすく、疲労も抜けやすい身体になっていきます。
水戸市在住で腱板損傷で悩んでいる方は、是非一度たどころ整骨院までご相談下さい。
※本記事は厚生労働省認可の国家資格者:柔道整復師 田所祐介が監修しています。