変形性膝関節
- 歩き始めに膝が痛い
- 立ち上がる時に膝が痛い
- 膝の内側が腫れている
- 膝が伸びない
- 正座ができない
変形性膝関節とは?
なぜ変形性膝関節が起きるのか?
一般的に年齢によるものがよく聞かれますが、それだけではありません。
膝関節に変形が起きてしまう人は・・・
- 股関節
- 足首
この2つの関節が硬かったり、筋力低下など、上手に使えていない人が多いです。
この2つの関節が上手に使えないことで膝に負担がかかってしまい変形が起きることもあります。
また体重の増加も大きな原因の一つになり、急激に体重が増えた方は注意が必要です。
- 通常歩行・・・体重の3倍の負荷
- 階段歩行・・・体重の4〜6倍の負荷(降りる方が膝に強い負担)
体重が増えてしまう方は体を動かすのが嫌になり次第に筋力も落ちてしまいます。
体を動かすにも支えるのにも筋肉がしっかりとついていないといけません。
変形性膝関節の特徴的な状態
⑴歩き始め、立ち上がりのような動作始めに痛みが出る
膝が痛い方は、股関節にも何らかの原因があることが多く、股関節が働くようになると膝の痛みが和らいでいきます。動き始めは痛いけど動いているうちに股関節が動きやすくなり膝の痛みが引いてくる方が多くいます。これも変形性膝関節の特徴の一つです。
⑵膝の内側に痛み、はれが出る
変形が起きてしまうと内側に強く負担がかかり痛みが起きてしまいます。O脚にもなりやすく、姿勢も猫背のような形をとり全体的に丸みを帯びた姿勢をとることがあります。膝の変形から腰や背中・肩にも痛みが出てしまい背骨の変形にも影響してしまいます。
変形が起きるのに伴い炎症が起きてしまい水が溜まることもあり、水は全体的に内側に出やすいです。
⑶曲げ伸ばしに制限がかかる
変形が強くなると膝の動きが制限されてきます。完全にまっすぐ伸ばすことができなくなり、曲げることも困難になります。変形が強くなると正座をすることができません。床での生活が難しく椅子を利用しての生活に変える必要があります。
患者様をみていて一番多く感じるのが「動き出しが痛い」この痛みが一番多く感じます。年齢としては40歳後半から発生する方も多くいます。
変形性膝関節が悪化・改善しない理由
膝に注射や湿布、痛み止めなど色々なこと試している方が多いですが、なかなか良くならないみたいなんです。
もう諦めですかね?なんてことも。。。
たどころ整骨院の考え方としては、身体のバランスが崩れて膝に負担がかかり、結果として膝の痛みになっていると考えています。ですので、身体のバランスを整えて膝に負担がかかりにくい状態にすることを行っております。
例えば、膝関節が動くときには・・・
- 股関節
- 足首
が同時に動きます。
この2つが固くなってしまい、動きにくくなっていると膝に負担がかかります。
更に股関節は、「内股」「がに股」になってたらどうでしょか?
どんどん動きが悪くなって来るのが想像できると思います。
たどころ整骨院では姿勢の悪化から膝関節の状態が悪くなることがあると考えています。
なかなかよくならない変形性膝関節の痛みは、一度全身のバランスを調整することをオススメします。
変形性膝関節の施術方法
たどころ整骨院では、全体のバランスをみさせていただき、膝に負担の掛かっている部分を探っていきます。
膝に負担をかけている部分が解消すると膝関節の動きも良くなることがあるので、まずは負担を掛けている部分を取り除いていきます。
体のバランスが良く、各関節に均等に負担がかかるようになれば、膝の動きも少しずつ良くなってくると考えています。
変形性膝関節での膝の痛みでお悩みの方は、たどころ整骨院へご相談下さい!
※本記事は厚生労働省認可の国家資格者:柔道整復師 田所祐介が監修しています。