むち打ち症について
2013年05月10日
「むち打ち症」は、自動車の追突・衝突・急停車によって首が鞭のようにしなって起こる症状です。
正式な傷病名ではなく、正式には「頚椎捻挫」「頚部挫傷」「外傷性頚部症候群」などと呼ばれます。
☆むちうち症の種類と症状
<頚椎捻挫型>
頸椎の周りの筋肉や靭帯などの、軟部組織の損傷で最も多くみられ、むち打ち症全体の
70~80%を占めているとされています。
<根症状型>
頚椎の並びにゆがみが出来ると、神経が圧迫されて症状がでます。
首の痛みのほかに、腕の痛みやしびれ、だるさ、後頭部の痛み、顔面痛などが現れます。
<バレ・リュウー症状型>
後部交感神経症候群ともいいます。頭痛・めまい・耳鳴り・吐き気などの症状が現れると考えられています。
<脊髄症状型>
頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷ついたり、下肢に伸びている神経が損傷されて、下肢のしびれや
知覚障害が起こり、歩行障害が現れるようになります。
また、膀胱直腸障害が生じて尿や便が出にくくなるケースもあります。
<脳脊髄液減少症>
この症状は天候に左右されてしまうという特徴がみられます。
気圧の変化により症状が変化し、初期には頭痛があらわれます。
※本記事は厚生労働省認可の国家資格者:柔道整復師 田所祐介が監修しています。
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